家を売却するときには、仲介手数料や税金など、思った以上に多くの諸費用がかかります。売却価格の4〜6%程度が費用の目安となり、5,000万円で売却した場合は200万円前後になることも珍しくありません。

費用の内訳を事前に把握しておかないと、手元に残る金額が想定より少なくなってしまうケースもあります。この記事では、不動産売却でかかる費用の内訳や計算方法、少しでも手残りを増やすためのポイントをわかりやすく解説します。

家の売却費用や税金の負担を減らすコツを、比較サイトで今すぐチェック。複数社の査定額もまとめて確認できます! 

吹田・豊中・箕面の不動産売却ガイド

不動産売却でかかる費用とは

不動産を売却する際は、仲介手数料や税金、登記費用など、さまざまな費用が発生します。それぞれの費用がいつ、いくらくらい必要になるのかを事前に把握しておくことが、資金計画を立てるうえで欠かせません。ここでは代表的な8つの費用について解説します。

家を売るときにかかる仲介手数料や印紙代、登記費用、税金などの費用一覧と目安

仲介手数料

不動産会社に売却を仲介してもらった場合、成功報酬として仲介手数料を支払います。売買価格が400万円を超える場合、仲介手数料の上限は速算式『売買価格×3.3%+6万6,000円』(消費税10%込み)で計算できます。売買価格が5,000万円なら、上限額は171万6,000円です。 

支払いのタイミングは、契約時に半額、引き渡し時に残り半額を支払うのが一般的です。仲介手数料は諸費用の中でも金額が大きいため、事前に見積もりを確認しておきましょう。

印紙代

売買契約書には印紙税がかかり、金額は契約書に記載された売買価格によって変わります。売買価格が1,000万円超5,000万円以下の場合は1万円、5,000万円超1億円以下の場合は3万円が印紙税額の目安です(2027年3月31日までの軽減税率適用時)。

契約書は売主用・買主用の2通作成するのが一般的で、印紙税もそれぞれ1通分ずつ負担します。仲介手数料と比べると金額は小さいものの、忘れずに準備しておく費用のひとつです。

登記・抵当権抹消費用

不動産の名義を買主に移すための「所有権移転登記」は、通常買主が費用を負担します。売主が負担するのは、住宅ローンが残っている場合の「抵当権抹消登記」で、登録免許税や司法書士報酬をあわせて2万〜3万円程度が目安です。

ローンをすでに完済している場合は、抵当権抹消の手続き自体が不要になることもあります。金額は司法書士事務所によって差があるため、事前に見積もりを取っておくと安心です。

住宅ローン関連費用

売却時に住宅ローンが残っている場合は、一括で返済するための手続きが必要です。多くの金融機関では、繰り上げ返済に対して数千円〜3万円程度の手数料がかかり、金額は借入先や返済方法によって異なります。

インターネット経由の手続きは手数料が安く設定されているケースもあるため、事前に金融機関へ確認しておくとよいでしょう。ローンの残債が売却価格を上回る「オーバーローン」の場合は、自己資金での補填や住み替えローンの活用も検討が必要です。

引っ越し代

売却に伴って引っ越しをする場合は、引っ越し業者への支払いも諸費用として見込んでおく必要があります。買い替えで仮住まいを利用するケースでは、「旧居から仮住まいへ」「仮住まいから新居へ」と2回分の引っ越し費用がかかる点に注意しましょう。

引っ越し費用は荷物の量や移動距離、時期によって金額が変わるため、複数社から見積もりを取ることをおすすめします。仮住まいが長引くと、その分の家賃負担も発生します。

譲渡所得税ほか

不動産を売却して利益が出た場合は、その利益(譲渡所得)に対して所得税と住民税がかかります。税率は不動産の所有期間によって異なり、所有期間が5年を超える「長期譲渡」なら約20.315%、5年以下の「短期譲渡」なら約39.63%が目安です。

マイホームの売却であれば、要件を満たすことで税負担を軽くできる特例が用意されている場合もあります。具体的な税額は個別の状況によって変わるため、税理士など専門家への確認をおすすめします。

確定申告

不動産の売却によって譲渡所得が発生した場合や、特例・控除の適用を受ける場合は、確定申告が必要です。申告の時期は売却した翌年の2月16日から3月15日までで、期限内に必要書類をそろえて税務署へ提出します。

申告を忘れると、本来受けられるはずの特例が適用されず、税負担が増えてしまう可能性があります。手続きに不安がある場合は、税務署や税理士に早めに相談しておくと安心です。

その他費用

上記以外にも、状況に応じてさまざまな費用が発生することがあります。廃棄物の処分費は10万〜50万円、敷地の測量費は50万〜80万円、建物の解体費は100万〜300万円、ハウスクリーニング費は5万〜15万円程度が目安です。

これらの費用は物件の状態や依頼先によって金額に幅があるため、仲介会社に相談すると概算を教えてもらえます。必要な費用を事前に把握しておくことで、売却後の資金計画も立てやすくなります。

参考:SUUMO「不動産売却にかかる諸費用とは」、HOME4U「不動産売却でかかる8つの費用」

少しでも手残りを増やすには?

売却でかかる費用をゼロにすることはできませんが、工夫次第で手元に残る金額を増やすことは可能です。ここでは代表的な4つのポイントを紹介します。

ポイント手残りを増やす考え方注意点
税制優遇を活用する3,000万円特別控除などを利用して税負担を抑える適用要件や確定申告の必要性を確認する
仲介手数料を確認する上限額であるため、契約前に手数料について相談する安さだけでなく販売力やサポート内容も比較する
不要な工事を避けるリフォーム・解体・測量などを実施する前に必要性を確認する費用をかけても売却価格に反映されない場合がある
査定額の根拠を比較する複数社の査定額・取引事例・算出根拠を比べる極端に高い査定額だけで依頼先を決めない

税制優遇

マイホームを売却して利益が出た場合、要件を満たせば「3,000万円特別控除」を利用でき、譲渡所得から最大3,000万円を差し引くことができます。この特例を適用すると譲渡所得税を大幅に軽減できるケースが多く、忘れずに活用したい制度です。

そのほか、所有期間が10年を超えるマイホームを売却した場合には、軽減税率の特例を併用できる場合もあります。

特例にはそれぞれ適用要件があるため、事前に税務署や税理士に確認しておくと安心です。申告を忘れると特例が適用されないため、確定申告も忘れずに行いましょう。

マイホーム売却で利用できる3,000万円特別控除と10年超所有軽減税率の概要 

仲介手数料

仲介手数料は法律で定められた「上限額」であり、必ずしもその金額を支払わなければならないわけではありません。不動産会社によっては仲介手数料の値引きに応じてくれる場合もあるため、契約前に相談してみる価値があります。

ただし、極端な値引きは広告費や販売活動費の削減につながり、売却活動そのものに影響する可能性もあります。手数料の安さだけで会社を選ぶのではなく、販売力やサポート内容とあわせて総合的に判断することが大切です。

リフォームや解体費用・測量費等

売却前に大規模なリフォームを行っても、費用に見合った価格アップにつながらないケースが少なくありません。多くの場合、リフォームをせず現状のまま売り出したほうが、費用対効果の面で有利になるといわれています。

古家付き土地として売却する場合の解体費用や、境界が不明確な土地の測量費についても、必要性を仲介会社とよく相談したうえで判断しましょう。費用をかける前に、本当に必要な工事かどうかを見極めることが手残りを増やすポイントです。

高すぎる査定額に注意

複数の不動産会社に査定を依頼すると、他社より大幅に高い査定額を提示してくる会社が出てくることがあります。周辺相場とかけ離れて高い査定額は、契約を獲得するための「まずは高値」の可能性があるため注意が必要です。

査定書を確認する際は、査定額の根拠となる類似物件の取引事例や、価格の算出方法が明記されているかをチェックしましょう。根拠が曖昧なまま高い査定額だけを提示している場合、売り出し後に値下げを繰り返すことになりかねません。

複数社の査定額と根拠、担当者の説明のわかりやすさを比較し、納得できる会社を選ぶことが大切です。

不動産売却の一括査定はこちら

おすすめ3社紹介

不動産の売却では、会社によって強みや対応エリア、サービス内容が異なります。ここではおすすめの3社について、それぞれの特徴やどのような人に向いているかを紹介します。

会社名主な特徴売却方法・得意分野特に向いている人
株式会社プラッツ不動産販売センチュリー21加盟店で北摂エリアに地域密着仲介・買取・リースバック・任意売却・相続・空き家対応・ローン・リフォーム・税務法務相談吹田・豊中周辺で地域事情に詳しい会社へ相談したい人
吹田土地買取センター自社による直接買取とスピード現金化が特徴直接買取、相続物件、空き家、複雑な権利関係の物件など早く現金化したい人、仲介手数料を抑えたい人
三井のリハウス全国規模のネットワークと豊富な取引実績売買仲介、買い替え、相続、住宅ローン返済中の売却など大手の販売力やサポート体制を重視する人

株式会社プラッツ不動産販売

センチュリー21プラッツ不動産販売公式HPの画像
引用元:センチュリー21プラッツ不動産販売公式HP
屋号センチュリー21プラッツ不動産販売
会社名株式会社プラッツ不動産販売
住所〒564-0063
大阪府吹田市江坂町1-13-41 江坂NKビル1F
電話番号0120-31-1414
公式サイトURLhttps://www.platz-f.net/

株式会社プラッツ不動産販売は、2017年に設立された、大阪府吹田市江坂町に拠点を置く不動産会社です。世界最大級の不動産ネットワーク「センチュリー21」に加盟しており、地域密着の営業力とグローバルなブランド力を両立している点が強みです。

吹田市・豊中市・淀川区・箕面市を中心エリアとし、売買仲介だけでなく、空き家や相続不動産の買取、建築請負まで幅広く対応しています。

店舗には経験豊富なベテランから新人まで幅広いスタッフが在籍し 、それぞれの視点を活かしたきめ細やかな提案を行っている点も特徴です。

査定は無料で秘密厳守のうえ、即金買取にも対応しており、初めての売却でも安心して相談できます。北摂エリアで地元に密着した対応を希望する人や、売却を急ぎたい人に向いている会社です。

◯センチュリー21プラッツ不動産販売のHPでくわしく確認する

◯センチュリー21プラッツ不動産販売の紹介記事でくわしく確認する
センチュリー21 プラッツ不動産販売(株式会社プラッツ不動産販売)の評判・口コミは?利用者の本音を編集部が徹底解説!

吹田土地買取センター

吹田土地買取センター公式HPの画像
引用元:吹田土地買取センター公式HP
屋号吹田土地買取センター
会社名アイワホーム株式会社
住所〒564-0026
大阪府吹田市高浜町9-9 アイワステーションビルV号館
電話番号0120-055-395
公式サイトURLhttps://suita-tochikaitori.com/

吹田土地買取センターは、大阪府吹田市に拠点を置くアイワホーム株式会社が運営する不動産買取専門のサービスです。創業以来、地元密着型の営業を続けており、吹田市内での不動産買取実績は15年連続No.1、累計2,500件以上という豊富な実績を誇ります。

最大の特徴は、仲介会社を介さず自社で直接買い取る方式を採用している点で、仲介手数料がかからないうえ、最短3日での現金化にも対応できます。 

弁護士や土地家屋調査士といった専門家と連携した相談体制も整っており、相続した実家や空き家など、権利関係が複雑な物件の売却にも対応可能です。

とにかく早く現金化したい人や、遠方に住んでいて物件の管理・売却に不安を抱えている人に向いているサービスといえます。

◯吹田土地買取センターの紹介記事でくわしく確認する
吹田土地買取センター(アイワホーム株式会社)の評判・口コミは?利用者の本音を編集部が徹底解説!

三井のリハウス

三井のリハウス公式HPの画像
引用元:三井のリハウス公式HP
屋号三井のリハウス 千里中央センター
会社名三井不動産リアルティ株式会社
住所〒560-0082
大阪府豊中市新千里東町1-3-303-1 せんちゅうパル3F
電話番号0120-31-5431
公式サイトURLhttps://www.rehouse.co.jp/sell/

三井のリハウスは、三井不動産リアルティが運営する、会社設立から57年の歴史を持つ大手不動産仲介会社です。

全国売買仲介取扱件数は1986年度から2025年度まで40年連続No.1を誇り、累計取引件数は100万件以上、年間相談組数も29万組を超えるなど、業界トップクラスの実績を持っています。

全国に広がる店舗網と豊富な情報量を活かした集客力に加え、引き渡し後のリスクに備える「360°サポート」など、契約後のアフターフォロー体制も充実しています。

マンション・一戸建て・土地のほか、買い替えや相続、離婚に伴う売却、住宅ローン返済中の物件など、幅広いケースに対応できる点も特徴です。全国的な知名度や実績を重視したい人や、大手ならではの手厚いサポートを希望する人におすすめの会社です。

◯三井のリハウスの紹介記事でくわしく確認する
三井のリハウスの評判・口コミは?利用者の本音を編集部が徹底解説!

まとめ

家を売るときには、仲介手数料や印紙代、登記費用、税金など、さまざまな諸費用がかかります。費用の目安は売却価格の4〜6%程度とされており、事前に内訳を把握しておくことで、資金計画のずれを防ぐポイントです。

また、3,000万円特別控除などの税制優遇を活用したり、仲介手数料について相談したりすることで、手元に残る金額を増やせる可能性もあります。

査定額が周辺相場より極端に高い場合は、その根拠を必ず確認することも大切です。今回紹介した内容を参考に、複数の不動産会社に相談しながら、納得できる形で売却を進めていきましょう。

◯この記事を読んでいる人におすすめ

不動産売却の失敗・トラブル事例7選|原因と回避策を徹底解説

リースバックってなに?|メリット・デメリットをわかりやすく解説!

相続した家を売却するときの手続きは?|特別控除や相続税についてもわかりやすく解説